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診療方針
経験と知見に基づく治療
私はこれまで大学病院や埼玉県立がんセンターで研鑽を重ね、地域の中核病院で耳鼻咽喉科の責任者として、さまざまな症状の患者さまの診断と治療に携わってきました。大学や埼玉県立がんセンターでは重篤な疾患を外来診療や手術で扱い、地域の病院では小さなお子さまからご高齢の方まで、一般的な外来診療と幅広い領域の手術を行ってきました。これらの経験を当院での診断・治療に活かしつつ医学の進歩に目を向け、良心的な医療を提供することを心がけて参ります。
患者さまに合わせた診療
クリニックに来られる患者さまにはお困りの症状があります。軽微な症状であっても、「これは何か悪い病気のサインかも…。これから症状が悪化して悪い病気に進むかも…。」と心配になったとき、まずは気軽にご相談ください。これまでの経験を活かして診断した上で、患者さまに納得いただけるよう病状を説明し、患者さまに合わせた診療を心がけて参ります。
かかりつけ医としての役割
耳鼻咽喉科では軽微な手術や処置などはクリニックで対応可能なことが多くあります。近年は総合病院と地域のかかりつけクリニックとのすみ分けを行い、総合病院へかかるべき症状なのか患者さまご自身では判断に迷うことが多いと思います。内科のかかりつけ医のように、首から上の症状のかかりつけ医、相談役として皆さまのお役にたてれば幸いです。
新型コロナウイルスを含む当院の感染対策について
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基本情報
医院名 | みやはら耳鼻咽喉科 |
---|---|
電話 | 048-653-8733 |
FAX | 048-653-8734 |
住所 | 〒331-0823 埼玉県さいたま市北区日進町3-534-1 2階 |
診療項目 | 耳鼻咽喉科、アレルギー科、頭頸部外科 |
ネット予約 |
アイチケット広場 (アイチケット広場のサイトが開きます) |
バリアフリー | エレベーターあり、車いすで来院可能 |
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
09:00~12:00 | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ▲ | × |
14:30~18:00 | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | × | × |
▲・・・09:00~13:00
休診日:水曜日、土曜日午後、日曜日、祝日
診療・電話受付:8:50~12:00、14:20~18:00、土曜 8:50~13:00
(予約は診察券をお持ちの方のアイチケット予約のみとなります。電話でのご予約は承っておりません)
問診票ダウンロード
初めての方やしばらくぶりに受診される方は、来院時に問診票を記載して頂いております。
来院前の記載を希望される方はダウンロード・印刷の上、必要事項を記入してお持ちください。
※PDF形式の文書をご覧いただくには、Adobe® Acrobat Reader(無料)が必要です。
お持ちでない方はこちらから入手できます。(外部サイトが開きます。)
キャッシュレスサービス
院内・設備紹介
当院のこだわり
首から上の症状を診る医師として、守備範囲を広く、バリアフリーで、地域のための医療を目指しています
耳鼻咽喉科は、肩より上、首、喉、口、鼻、耳、お顔全体が守備範囲。実は、めまいやふらつき、顔面神経麻痺も得意分野で、軽微な手術、喉に刺さった小骨も取ります。どんなお悩みもご相談ください。
バリアフリー・キッズコーナー
0歳から100歳まで快適に。バリアフリーとキッズコーナーは当初から大事にしています。
医療を支える地域の医院の一つとして、どなたでも通える医院にしたい。その想いから、バリアフリーとお子さまのためのキッズコーナーは、初めから大事にしたことの一つです。都市部であっても、通院への負担が大きいご高齢の方や寝たきりの方、お子さま連れで何駅も離れたところまでは通院できないというお母さまもいらっしゃるからです。
キッズコーナーは、来院したお子さまがダッシュで駆け寄っていくかわいい足音が診察室にも聞こえてきます。また、すいていて、すぐに順番が来てしまうような日は「もっと遊びたかった」と泣き出すお子さまも。そんな時は、診察をしながら「じゃあ、終わってからにしようね」と言ったりすることもよくあります。
バリアフリーにおいては、待合室の開放感や、動きやすく無駄のない動線にもこだわりました。また、ご年配の方、車いすの方にもご不便なく気持ちよく使っていただけるように多目的トイレにし、院内エレベーターは、車いすの方がそのまま乗れるようにしています。
この地域を選んだ理由
地域で暮らす方々、仕事をされている方々が通いやすく、役に立てる医療を行いたいとの想いからこの地を選びました。
皆さまが、いつでも必要な時に必要な医療を受けられること。医療にとって大切なのは、そのような環境の整備だと考えています。この場所を選んだのは、もともと地元であったというだけではありません。耳鼻咽喉科が少なかったさいたま市北西部地域で、医療に貢献したいという想いがあったからです。
医院名を「みやはら」と地域名にしたのは、私個人の色を前面に押し出さない、「地域のクリニック」にしたかったから。例えば、もし私が倒れたり、いなくなったりしても、他の良心的な医師に引き継ぐことで、この地域の方々がそれまでと同じ医療を受けられるように。ここは、あくまで医療のインフラであり、「箱」。それを支えていきたいと思っています。
その想いを前提に地域医療に携わっています。
開院したきっかけ
僻地医療の経験から気軽にアクセスできる医療の重要性を考え、開院に結びつきました。
もともと医者を志した時、過疎地や無医村の医療に興味があり、開院する前、地方の医療に携わっていたことがありました。例えば過疎地の診療所では、かなりのご高齢の方が、何十キロも山道を運転して来られるということもありました。近隣には耳鼻咽喉科の医師が全くいなかったからです。
近隣に耳鼻咽喉科医のいない地方の患者さまには、都市部と同じように「何かあったらすぐ来てくださいね」とは言えません。診療時には、2手、3手先を考えて、先回りしてお伝えしておくことを心がけていました。また離島で診療に携わったときは、ちょっとした処置をするだけですごく感謝され、驚きました。「なんでだろう?」とお聞きすると、普段受診するために飛行機に乗り、1泊2日で街まで出なければいけなかったとのことでした。
地方の医療を経験する中で、同じ医療でも、地域医療に従事することによりやりがいを感じたこと、この経験から気軽にアクセスできる医療の重要性を考えるようになったことから、開院にいたりました。
今後の診療方針について
訪問診療のサポートにおいて、「出歩ける耳鼻咽喉科」になりたいと思っています。
2018年に開院以来、どれだけ実現できるかはわかりませんが、少しでも多くのことを成し遂げられればと願っています。その中の一つが、もう少し「出歩ける耳鼻咽喉科」になりたいということです。都市部であっても自由に外出できない患者さまは気軽に耳鼻咽喉科医に診療を受けることは難しい。
当院だけでの対応には限界があるので、総合的に患者さまを診る内科の先生や看護師さんを、耳鼻咽喉科の領域において、サポートできればと思っています。耳・鼻・のどの症状については、耳鼻咽喉科の医師が診ますから、内科の先生が見極めにくいことも詳細な診断が可能です。例えば難聴になった患者さまから補聴器の相談を受けた場合、耳鼻咽喉科としては「どの補聴器が良いか」ではなく、まずは「難聴になった理由」を診断します。聞こえが悪い=補聴器ではなく、補聴器を使わなくてもよくなる場合もありますし、補聴器ではダメな場合もあるからです。
また、飲み込み(嚥下)機能が低下している患者さまも、耳鼻咽喉科の得意分野です。耳鼻咽喉科は喉の筋肉や構造など、解剖学的により細かいところまで把握していますので、よりよい診療をご提供することが可能です。そういった耳鼻咽喉科の医師のできることを、訪問診療にも活かすことができればと思っています。